本当に安心な食べ物って? 外食時も注意したい放射性物質
震災のあと、育ち盛りの子どもを抱えるお母さん、妊婦さん、これから妊娠する可能性のある若い女性などは、絶えず漏れ聞く放射性物質による内部被爆の話に神経を尖らせていることと思います。いくら政府が安全をうたっても、基準値を上回るものは出荷されていないとしても、念には念を重ねて、安全・安心なものを選んで食べたいですよね。
そのためには食材の購入時から目を光らせて、調理の際には下処理をていねいに行うなどの努力が必要。なんといっても、自分が選んで自分で作ったものなのですから責任も負えますし、それが何より安心な食べ物であることは言うまでもありません。でも毎日神経質に料理をしていては疲れますし、時には目先の変わったものも食べたくなります。
そんなとき、人は外食へでかけるのですが、そこで出された料理および食材が、本当に汚染されていない、安全なものなのか、きちんと下処理がなされているのかなんて、私たちには分かるべくもありません。スーパーやデパートの地下で売られているお惣菜も同様です。店頭に並ぶ食材そのものと違って、生産地の表示や消費期限などの明示もありませんので、そこに安全性と信頼を見出すのは困難だと言えるでしょう。
そういう意味で、外食はなるべく避けた方が無難ではありますが、どうしても行かなければならない、もしくは月に一度程度だから、というのであれば、逆にあれこれ考えるのはやめて、そのときばかりは出された食事を思いっきり味わうようにするといいでしょう。ただし、ファミリーレストランなら、放射能汚染に対して安全調査を行っている店を選ぶ、個人経営の店なら、新鮮で安全な食材を吟味している店を探す、信頼できるシェフの店へ行く、地元の食材を中心に扱った店を選ぶなど工夫してみましょう。
農林水産省では、「外食における原産地表示に関するガイドライン」を設けています。
これにしたがってメニューの産地をきちんと表示している店は、食に対する意識が高い店だといえるので、積極的に選んで良いと言えるでしょう。いずれにせよ、本当に一番安心なのは自分の目と手を使って作った食事だと言うことを忘れずに。
放射性物質だけでなく農薬や悪い油脂分を多く含む可能性の高い外食は、たまのお楽しみにとどめましょう。